今回は、2006年産学協同企画の番外編として 端材を使ったプロダクト
[ウェディング用ウェルカムボード]の加工の様子を紹介いたします。
今年度の産学協同企画で東北芸術工科大学 大学院生の川瀬さんより提案頂いた
”異素材(樹脂)と石”を組み合わせた商品アイデアのサンプルとして、結婚式の際に
会場の前に置いて使う『ウェルカムボード』を作製することになりました。
完成イメージ図が↓こちら。
内側(点線部)が空洞になっており、電球が入ります。
表面には下記のような文字が彫られます。
加工は6段階となります。簡単ではありますがその様子の一部を紹介していきます。
1.切削
今回はコチラ↓の端材を使い、
↓初めに図面の大きさに合わせて切削
↓
2・3.研磨・ボーリング
表面を本磨きした後、底からボーリングを行い空洞を作っていきます。
大変、手間と技術を要する加工だったのですが、工場の皆さんに協力いただき
電球を入れるための空洞ができました。
4.字彫り
表面に”WELCOME”の文字を彫っていきます。内部の電球からの光が
透けるように、貫通させて彫っていきます。これも手間と技術を要する作業でしたが
工場の若手の皆さんに頑張って頂き、大変綺麗に彫ってもらうことができました。
字彫りする際に、表面に貼ったゴムを利用して 下記写真のように文字に蓋をし、
次に この文字の裏側から樹脂を流し込んでいきます。
そちらの様子は、また次回お知らせいたします。