鋳物産地の山形で、職人の手仕事によって丁寧に仕上げられた動物彫刻シリーズです。第1弾は小鳥2種類。香炉などの小物や中台・墓誌に設置可能で、墓所に高級感と共に安らぎの空間を演出します。【 原型制作:彫刻家 内田充氏 】
小鳥シリーズ2種類 … (写真左より) さえずり小鳥 ・ 水飲み小鳥
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≪ 製作工程(鋳造後の着色&研磨)写真 ≫
(2) 一つひとつ丁寧にバリ取り作業が行われ、形が整えられていく。
(3) 色つけ作業は金属(銅)の化学変化を利用したもの。一時的に液体に浸らせることで、時間経過と共に色合いが変わってくる。時間が経つと下記写真のような色合いに!
さらに時間が経つと、ここまで色が変化する。このようにして出来上がりの色のイメージに合わせて、徐々に色合いを近付けていく。
(4) ブラシを使った研磨作業。はじめは、金属製の硬めのブラシで磨いていく。
その後、柔らかめのブラシを使って研磨し、さらに光沢を出していく
(5) ブラシによる研磨完了後の写真。 この後、色止めコーティングを施して完成!
【 鋳造:山形市荒楯町 英工藝 (はなぶさこうげい) 様 】
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≪ 設置イメージ写真 ≫
== 山形鋳物の歴史 =======================
「薄手で繊細、美しい肌」が魅力の山形鋳物。平安後期、戦を治める軍に同行して山形にきた鋳物職人が、近くを流れる馬見ヶ崎川(=まみがさきがわ)の砂が鋳物づくりに適することを発見し、留まったことが始まりと伝えられています。
江戸初頭には、山形城主の最上義光(よしあき)が銅町を整備して職人を優遇。出羽三山参りが流行すると、神仏具や日用品がお土産として全国に出回るようになりました。その後、技術発達に伴い、梵鐘(ぼんしょう)や鉄瓶、茶の湯窯なども作られるようになり鋳物産地へと成長していきました(※)。
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(※) 参考出典 … 山形県ホームページ/特集記事-山形鋳物 ⇒ こちら
鋳物シリーズの小鳥の価格をお知らせ願いませんか。
英工藝のブロンズ製の小鳥のことでお伺いいたします。
この度、墓石の上に置きたいなと思っているのですが、
鳥の実際の大きさや購入方法、価格、注意点、その他いろいろなことを知りたいです。
お暇な時にご回答いただければ、幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。