山形県七日町に4月28日(水)グランドオープンした”水の町屋「七日町御殿堰」”では、建物に沿って「御殿堰(ごでんぜき)」の清らかな”水のせせらぎ”を見ることができます。堰の美しい景観を 市民の憩いの場 として甦らせるために、これまで地面の下を流れていた堰は、玉石積みの堰に造り変えられています。
「御殿堰」は山形五堰の1つ。江戸時代から約400年の歴史を持ち、農業用堰として、またその美しい景観によって地元の人々に長く親しまれています。その「御殿堰」と木造建築、さらに明治~大正時代より約100年の歴史の持つ「蔵」を活かした新名所が”水の町屋「七日町御殿堰」”です。山形を感じさせるバライティ豊かな店が揃っており、なんと!日本を代表する工業デザイナー、奥山清行氏の店舗も入っています。
~~~4月28日(水) 全面開業オープン!開業催事イベントの様子~~~
28日(水)のオープニングイベントでは、開業催事として山形舞子による祝舞(しゅくぶ)も行われ、多くの関係者・来場者の方々が参加されました。写真中央、イベントに参加した市川山形市長と吉村山形県知事、そして写真右側、七日町御殿堰開発株式会社代表を務める結城屋 結城康三氏。
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◆水面に波打つ光、せせらぎの心地よい音色を楽しむことができる御殿堰
◆無散水消雪が採用された石張りの歩道と太鼓橋
白御影石で作られた2本の太鼓橋が掛かる。滑り止めのために、表面にはビシャン仕上げが施されている
◆モニュメントとして残された江戸時代の古井戸 ≪夜≫
古井戸はガラス板で蓋されているが、穴の中を覗くこともできる。その深さ6~7mのあたりまで、穴の側面には石張りが施されているとの事
◎ 七日町御殿堰開発株式会社(みずの町屋「七日町御殿堰」) → こちら
◎ 奥山清行氏オフィシャルサイト → こちら
~~~御殿堰、玉石積み工事の様子(2010年2月下旬~3月上旬)~~~
人の手によって、玉石の自然の形そのままを活かして石積みされた御殿堰。隣り合う石張りの歩道には、無散水消雪の設備も設置された
◎ 七日町御殿堰開発株式会社(みずの町屋「七日町御殿堰」) → こちら
◎ 奥山清行氏オフィシャルサイト → こちら
◆ 玉石積み工事の社内研修会の様子 → こちら