真室川町立真室川小学校の創立100周年を記念して、校歌碑が建てられました。
〔碑の設計と施工:(有)鳥海工業様 様〕
◆設計/デザイン
校歌碑の大きさは、縦1.2m、横2.1m、奥行き10cmの御影石製で、碑の本体には校歌の歌詞が彫られています。本体の下には”羅針盤”をイメージしたモニュメントが置かれており、一部に御影石が使われた台座正面には、新庄神室産業高非常勤教師の田澤由美先生による「子供達よ舵をとり方向を決め夢に向かって突き進め」の書が彫られています。(碑本体の校歌の歌詞も、田澤先生による書)
◆碑に込められた想い
真室川小学校の校歌ができたのは昭和36年(1961年)。作詞は戦前に同校に勤務していた詩人の故芳賀秀次郎氏、作曲は教育音楽家の海鋒義美氏によるもので、戦後の厳しい環境のなかから立ち上がり、地域のため、日本のために頑張ろうという想いを込めて作られた校歌だったとのこと。このたび創立100周年を記念して、児童達の父兄をはじめ、小学校の卒業生や元教員の方々からの寄付を元に建立することができたものです。
10月16日(金)には校歌碑の除幕式が行われました。生徒達へのお披露目の席で佐藤弘子校長は「校歌碑は、みんなが通る場所に設置しました。この校歌の歌詞を大切にしてほしい。これからも、この校歌に込められた想いを受け継いでいってほしい」と児童達に話しました。その後、校歌碑の前で全校児童による校歌合唱や記念撮影なども行われました。
〔出典〕山形新聞2009年10月19日「真室川小に校歌碑を建立 創立100周年を記念、住民も協力」